Sunday, August 31, 2008

贅沢

書きたいことがあったのだが、なんだか少し流れていったみたいです。
贅沢という価値観についてだったのですが。
すごく路頭に迷った気になるときもあるけど、誰よりも贅沢な空気や人の重なり合わせを得ているなと感じることが多々あったのだと思います。

こんな感じで、一生懸命全速疾走出来てるのか?と毎日自分に問いかけつつも、いろんな側面から空気や自分自身について考え、変わって変わってって毎日ですよ。

自分の中に1cmずつ新しい世界観を作るため、外へ出て歩いて、それだけですね。
僕が今出来ることは。

John legend feat.Andre3000のビデオクリップを見ていたらそのパーティーの空気が素敵だったので(基本Andreの存在はズルいです。僕の中で。)、最近はふとJohn legendを聞き直してます。
今日、仕事帰りにJohn legend聴きながら地下鉄で寝てたところ、子供の笑い声が聞こえてました。目を開けてみると僕の前にお母さんとお父さんと3人でいました。お母さんはペンギンの絵本を読んであげてるのに、そっちのけでペンギンのマスコットで攻撃を繰り返す少年。
次はペットボトルで遊んだり、おもちゃに移ったり。

僕にはかすかに少年の笑い声しか聞こえてこなかったけど、とても良質な音楽とその光景は僕にいろんな感覚をくれて、いろんなストーリーが浮かんできました。

Sunday, August 24, 2008

映画

こちらでは9月公開のウォルターサレスの最新作。
ポスターでもう半端ないです。

Saturday, August 23, 2008

長文




出来るだけ書こう。なるべく書こう。
始まりはnemotroubolterの49口径という曲だった。
朝一発目から僕は持っていかれた。
1週間も自分の未来に対してや自分自身に対して信じれなくなったりしてたのですが、
晴れ渡った空が広がりました。

その曲は僕に沢山のアイデアやインスピレーションをさくさく浮かばせてくれて、ロンドン来て、これ以上無い程に気持ちよく自分を興奮させて、歩幅大きく歩かさせてくれた。

その時、予定していたパーティーも、その日の友達との約束もキャンセルすることを決めた。

もっと新しく面白いものが作れる気がしたからだ。

その日、僕は一人でテートブリテンに行って、マーティンクリードによる「Work No.850」という作品を見て来た。
この作品はテートブリテンの中央のでかい廊下85mを30秒ごとに人が全速力で走り抜けていくという作品。
ロンドンで見た作品の中で、間違いなく一番興奮した。
美術館にいる人達もみんな含み笑い。
僕は、走り出すとこを見たり、帰っていくとこを見たり、ゆっくり歩いて後ろから追い抜かされてみたり、すれ違うように歩いてみたり、その筋肉をまじまじと見たり、様々な角度から、その身体から発せられる緊張感や空気、呼吸を感じ、含み笑った。
そして自分が世界的なアート作品になった彼らの心情を、新しい感覚として汲み取った。

その後はこっちで出逢った大阪のグラフィティやってる子と一緒にHIP HOPのダンスのショーがやっていたので、いい昼下がりの空気の中で楽しめた。
中心で踊っていた黒人の2人は本当に魅せ方を知っていて、久々に楽しめる勉強になるダンスを見た。

その後は二人で初めてテムズ河沿いの夜を一緒に歩いた。
僕は夕方にこの道を通るのが大好きだったのだが、夜は夜でもう心を奪われる景色が広がっている。

次の日。

僕は過去形と現在完了形と現在完了進行形の使い分けについて、もう死んでいた。

僕は多分、総合表現施設的なものが好きなんだと思う。
NewYorkでもオフオフブロードウェイの総合劇場みたいなところがドツボだった。
ロンドンではそういった施設を目にかける。
少し前に書いたICAもそうだし、最近はカムデンの方にもいい場所を見つけた。
そしてこのsouthbunk付近は猛烈にヤバいです。
毎回僕はここに行く度に新しい空気に関しての影響を受けます。
そしていろんなジャンルに対して、人に対してオープンで、誰もが表現出来る場所です。

この日はここで昼間は参加型のダンスとあったかいバンドがあり、誰もが好きに遊んで踊る姿には胸打たれるものがありました。
そして新しいパーティーについてのアイデアも浮かんできました。
そして同じ場所で夜は野外クラブになって、DJ、VJそれぞれ(+踊る人達も)最高過ぎでした。
タランティーノの映画や「city of god」やサッカーの映像をサンプリングして計算し尽くされた映像が出来ていてカナリ上がりました。
またこの場所にあるフィルムセンターでは来月ミシェルゴンドリーのインスタレーション作品が展示されるようで、鬼熱いです。

そして真夜中のロンドンを友達と4時間歩いて迷って家路を辿ったのでした。
いろんな話をして、いろんな出逢って来た人達と感謝の気持ちを思い出して、初心に戻った僕だったのでした。

Tuesday, August 19, 2008

引越

こちらに来て1月と半分が過ぎて、先日フラットシェアに引っ越しました。
スーツケースとガタガタ歩き、プラットホームで座ってスーツケースに身を傾け、斜めに世界を眺めるのは、行きの東京滞在のことを思い出させました。
最近はよく感じます。
心はぐらぐらでも、これが幸せと呼ぶんだろうなと。

昨日は知らない人の送別会に出てきました。
おいしいご飯が食べれて、ヤッター!!
途中、一人抜け出し散歩をしておりました。
するとサッカーグラウンドを見つけました。
そこはやっぱりBloc Partyが似合う空気があって、ああこういうの探してた探してたとふらふらしてました。
すると、サッカーボールが柵の外に出てしまって、僕はボールを拾い上げ投げました。
なんだかそんなコミュニケーションが僕には嬉しくて嬉しくて。
いい夜の空気でした。


Monday, August 11, 2008

外人

こんにちは。
先日、うどんをズルズルと食べていたら、イタリア人とポーランド人の女の子に白い目で見られました笑。外人です。
「Paris」というフランス映画を英字幕で見に行きました。「スパニッシュアパートメント」の監督の作品で、非常に「いい映画!」でした。
「Incredible HULK」も見たのですが、ストーリーは掴めたものの全然聞き取りませんでした汗。ノートンはとてもよかったです。というか、ノートンのこの挑戦が個人的に好きです。大切だと思います。自分のあらゆる側面に対峙する姿勢みたいなものが。
最初、ブラジルが舞台なんですが、その景色が信じがたい程に魅力溢れていました。

今日は不調だったという訳では無いのですが、頭の中に自分を蔑むような言葉ばかり出て来てしまって、そんなの全然面白くなくって、困ったので、自分の自信を保つためにダンスパーティーをすると宣言しました。
こちらに来てずっと踊っても無いし、踊る場所も無くて、沢山たまってるんでしょうね。
あと、最近は自分のアップグレードについて考えていたんですよ。
自分の表現のスケールの幅を広げるための。

消極的な発想のように思えてしまって、自分自身あまり進まなかったところなのですが、全体的な意味で柔軟性のある、そしてなにより自分を生かせる方法を導きだせる男になろうと考えだしていたのです。

なのでダンスパーティーでさえ、その一つとなって自分の経験値を伸ばすにはいいかなと考えたのです。

ところがどっこい。
そう言い出し、一人で電車に乗ったとたん、ぐるぐるとアイデアが浮かび上がり、楽しくなってきました。
僕はこういう時、一番最初の段階で半分は出来てしまうんですよ。で、あとは100にするため一個ずつ塗りつぶす作業を繰り返している感じなんだ。
半分出来ちゃったから、楽しくなっちゃったから、後には引けないみたいな。

なので少し小さなパーティーを作ろうと思います。
「マグカップパーティー」

Sunday, August 3, 2008

八月





こんにちわ。もう8月ですね。今日でこちらに来て1ヶ月となりました。
なんだか最近は忙しく、というか英語会話やらなれない対人関係やら、日々エネルギー全開なので毎日疲れ果てすぐに寝てしまうんですよ。

先日、トゥも子から素敵なメールが届いてテンション上がってました。
なかなか見れない彼女のスカッとした青空が広がったメールでした。
まだ返してません。

昨日はイギリスの南側の海に面した街、brightonに行ってきました。
やはり海が好きです。
素敵なお店と素敵なベッドを見つけました。

最近はキスで始まりキスで終わるパーティを考えてます。

それぞれの場所で空を広げて、深呼吸、今日も少し外に出てみよう。