1ヶ月の旅から帰ってきて、部屋に帰ってみると。
ルームメイトのニコライではなく、ミロがいた。
ミロはニコライの友達で、彼もブルガリア人です。
ニコライは足の手術の為にインド旅行を取り止めて、ブルガリアに帰国しているんだとか。
その代わりにミロが2週間だけ、この部屋に住んでいます。
ニコライもギターをやっているんですが、ミロもギターを抱えてます。
ある日、僕はくるりを聞きながら仕事から戻ってきたら、ヘッドフォンから音が漏れていたようで、そのヘッドフォン試させてと。
彼が自分の携帯に繋げて曲を音楽を流し始めると、ものすごくカッチョよくて軽快で爽やか!みたいな、とてもとてもセンスのいい選曲をしてきたので、誰の曲か訪ねると。
「え、俺の曲だよ。これは唄ってるのも俺。」
彼は本当にギタリストで、ブルガリアでは今いろんなアーティストに楽曲提供したり、バックバンドで演奏したりしているんだとか。
いろいろと聞かせてもらったのだが、結構センスもいいのだ。
いい兄貴を見つけた。
きっと今週末には、ひどく淋しいのは間違いない。
けど、今は部屋でだらだらと彼と話しているのが楽しい。
ブルガリアでは、スマートな人や可愛い子はみんな外に出て行くみたいだ。
そして、みんな生活費を稼ぐことでいっぱいで、音楽にお金を出す国ではないんだと言う。
そんな現実もちらちらと。
でも本当に彼の奏でる音楽は安定した質の良さを感じる。
今日もミロのジャムセッションに着いて行く。
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